原状回復工事では、クロスだけでなく床の状態も費用に影響します。床材にはクッションフロア、フローリング、カーペット、フロアタイルなどがあり、素材によって傷み方や補修方法が異なります。

退去立ち会いでは、汚れや傷が通常使用によるものなのか、入居者の使い方によるものなのかを確認する必要があります。家具の跡、日焼け、水濡れ、焦げ跡、めくれなど、原因によって対応が変わることがあります。

耐用年数は考え方の一つですが、それだけで負担割合を機械的に決められるわけではありません。契約内容、入居時の状態、入居期間、損傷の原因を合わせて見ることが大切です。

また、床は部分補修で済む場合もあれば、見た目の違和感を避けるために広めの張替えが必要になる場合もあります。どの範囲まで施工するかは、費用だけでなく次の募集時の印象にも関わります。

オーナー様は、退去時に慌てて判断するのではなく、床材の種類と劣化状況を把握し、管理会社や施工業者と確認しながら現実的な工事範囲を決めることが重要です。

株式会社リジェ・ラウレールでは、賃貸物件の原状回復工事や空室対策のご相談を承っています。物件の状態や募集状況に合わせて、必要な工事や改善点を一緒に整理します。